2021-03-10 第204回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
外麦がたくさん入ってくることを予想されているものだから、内麦生産者が今メーカーと契約を結べないんです。内麦優先なんかには全然なっていないんですよ。 これを是正するためには、私は、やはり国家貿易ですから輸出数量の計画を、今回食糧部会で落とされたということですけれども、先に向けて更に落とすべきじゃないかと思うんです。そのような、更に輸入量を調整するような、内麦優先の政策を明確化すべきじゃないですか。
外麦がたくさん入ってくることを予想されているものだから、内麦生産者が今メーカーと契約を結べないんです。内麦優先なんかには全然なっていないんですよ。 これを是正するためには、私は、やはり国家貿易ですから輸出数量の計画を、今回食糧部会で落とされたということですけれども、先に向けて更に落とすべきじゃないかと思うんです。そのような、更に輸入量を調整するような、内麦優先の政策を明確化すべきじゃないですか。
それが進まないんですよ、外麦が入ってくることを前提に内麦の契約は進まないんですよ。全然内麦優先になっていないんです。これは国家貿易とは言えないですよ。だから、大臣、ここは現場の声をよく聞いてもらって、しっかりと内麦優先の原則は透徹するようにやっていただきたいと思います。 諫早湾干拓に関して一問。
令和三年度概算要求では、国内産麦の利用拡大に向けて、外麦から国内麦への切りかえ、生産者と実需者のマッチング、それから商談会への支援等を行う麦類利用拡大推進事業を要求しているところです。 国内産の裸麦は、主に麦みその原料として使用されていますが、みそ用の二割程度は輸入麦であり、予算が成立した折には御活用いただけるものと考えております。
輸入外麦の値段はほとんど、この数十年間横ばいです。米の値段は四倍ぐらいになっています。つまり、日本の主食である米を徹底的にいじめて、外麦を奨励した政策をやったわけです。 したがって、今は何をやっているか。五百万トンの米を減産して七百万トンの麦を輸入しているわけです。こんな破廉恥な政策というのは本当にあるんでしょうか。多分それはないんだと思います。
外麦は八六%ぐらいあります。つまり、国内生産の、国内麦の高い価格を維持するために、外麦についても高い関税を張って、消費者に多大の負担をさせているということでございます。つまり、日本の農政の特徴というのは、消費者負担型農政、つまり、逆進的な行政だ、逆進性の塊が日本の農政だというふうに言えるんだと思います。 その典型が、十七ページの米農政でございます。
それから、例えば麦みたいなように、麦は御案内のとおり、今度は外麦の売渡価格下げられたでしょう。下げられたら、今度は国産麦。これは何でかといったら、今までのような内外格差で価格設定しているんじゃなくて、価格については海外から入ってくるものと同等の市場価格の中で形成されるという仕組みを取っているんです。その後、補てんをしているんですよ。
ある人から、みのもんたさんの番組で、外麦、麦ですね、値段が上がっているから国産の麦を利用すべきであるというような指摘があったと聞きました。
ちなみに、我が国のうどん用の原料の外麦はすべてこのオーストラリアに頼っているような状況でございます。また、アメリカは二〇〇五年に過去最大級のハリケーンが襲ったということも記憶に新しいところでございます。 続きまして、二ページをお願いいたします。 我が国の食料自給率、御存じのように平成十八年度三九%となっておりまして、国内の食料の六割を輸入に頼っているような状況でございます。
一方で、そこで得ましたマークアップを何に使っているかということにつきましては、委員御指摘のとおり国内産麦の振興にこれまでも使ってきたわけでございますけれども、現実問題としてはいわゆる外麦から出てきましたマークアップ差益部分よりも国内産麦に使います生産振興費の方が巨額に最近では上ってきております。
このほか、小麦につきましては年間の外麦需要の約二・六カ月分、飼料穀物につきましてはトウモロコシ、コウリャンの年間需要量の約一カ月分、食品用の大豆につきましては年間需要量の約二十日分というものを予算的に措置いたしまして備蓄をしております。この数値は民間での保有量も勘案して定めております。
したがって、これではいつまでも生産者と実需者との間の直接の取引がございませんので、需要に見合った生産誘導というのはなかなか難しいということの中で、外麦との競争の面で問題が大きいという状況の中で、需要と生産のミスマッチを解消しようということで導入をされたわけでございます。
したがって、これから民間流通にするにしても、生産農家の皆さんあるいは実需者の皆さんに対して不安を与えないような方策を講じるということはこれは不可欠な問題だというふうに考えておりますけれども、これから民間流通に仮に移した場合、いわゆる外麦の輸入等についてはこれまでどおり政府がきちっとやっていくのかどうか、そして内外麦のコストプール方式で今やっているわけでありますが、こういう制度についてはきちっと維持できるのかどうか
私ども、そういったことを踏まえて、現在、関係方面と議論をしているところでございまして、今御指摘のあった外麦の管理の考え方、これは私どもとして基本的に変更する考えはございません。
それで、北海道の麦をつくっておられる方々から皆さんにもたくさん陳情書とかそういうものが行っているとは思いますけれども、外麦からの差益が経営安定化の基金になっているそうですが、その差益がだんだん小さくなってきて、その差益が少なくなったらどうするんだろうかというふうな皆さんの御懸念もあります。
今、先生御指摘の配管外麦面から装着した温度計につきまして、そういう方法もございますが、精度とか応答性の観点から非常に技術的な課題が残されております。それ以外にも、非挿入型と申しますが、そういう場合では音波によりましてナトリウムの音速が温度によって変化するわけでございますので、超音波で行う方式等もございます。
御承知のとおり、このすり傷というのは、さや管の中に熱電対が入っておりますが、この熱電対を保護するための保護カバー的な役割を果たしておるものがございます、これをシースと言っておりますけれども、このシースの外麦面にすり傷がございました。これは、事故が起きましたCループではなくて、A、Bループの全部で三十二本あるうちの十六本にすり傷があったわけでございます。
それから、小麦、大・裸麦を入れて、麦を内麦と外麦で収支計算いたしますと、年によって黒字のときと赤字のときとございまして 当然黒字になれば入るわけであります。最近では若干黒字になっておりますけれども、赤字の年も随分あるというようなことで、長い目で見るとちょうどとんとんになっているような感じでございます。
そしてまた、差益も徴収できるようにしておりまして、この差益の使い方等についてもまたあるわけでございますけれども、内・外麦コストプール方式というようなこともございまして、先生冒頭御説明ありました内麦の振興というようなこともございまして、こういう関税措置をとったわけでございます。
○永田政府委員 麦の管理につきましては、内麦と外麦のコストを総合的に勘案してやりますコストプール方式というのを採用しているところでございまして、外麦の輸入差益は内麦の管理に要する費用を賄うということでやっているわけであります。
外麦が港で売却されるのと比較しまして実需者の引き取り経費の負担が大きくなったということで、生産者と実需者の間の自主的な話し合いによりまして、六十二年産からその円滑な契約の締結を目的として、実需者の取引経費の一部を生産者が負担する制度が導入されて今日に至っておるわけでございます。
どうしても品質的に外麦よりも劣ると言われている国内産麦の品種改良などの研究あるいは開発にもっと力を入れるべきじゃないかというふうに思うんですけれども、今後もっと稲と同じような成果を上げるにはどういうふうに取り組んでいったらいいのか示してもらいたいというふうに思いますけれども、どうですか、その辺。
農林省といたしましては、この長雨対策といたしまして、九州農政局におきまして日照不足に係る技術指導の徹底について各県に通知し、技術指導の徹底を図ったところでございますが、その後、麦の品質低下等の影響がございますので、農業共済につきまして損害評価に関します特例措置を講ずる、また、規格外麦につきましては、生産者への交付金を行う国内産麦流通円滑化特別対策事業の適切な運用でございますとか、自作農維持資金の融資枠
そのルートについていずれこれも詳しくはまたいつか論議しますけれども、この小麦を、外麦を内麦に少しずつでも切りかえることができないのかどうか。現に内地産の麦は百万トン生産されていますね。しかも性質は割合にいいのですよ。もう製パンにどんどん使われていますよね。どなたかに聞くと、いや、パンは外国産でないとだめなのだということをよくおっしゃる方がいるけれども、それは違う。値段の問題は別としてですよ。
食管会計の中でこれも私自身が、そう農林水産省が威張って言える話ではございませんけれども、決して威張って言うわけじゃございませんけれども、過去において外麦が非常に高くて、今と逆の状態ですね、そういうことで消費者にはどうなっていったか。今とまた逆の場合も過去には例があるわけでございまして、今のところ、私自身は麦の自由化ということは考えておりません。
外麦につきましては、現時点におきましては最近の円高等もございまして政府買い入れ価格はトン当たり二万八千円程度となっております。また、政府売り渡し価格はトン当たり七万九千円程度と見込んでおるところでございます。
○井上計君 長官ね、外麦については差損、そういう言い方でいいです、わかりました。 今、外麦の政府買い入れ価格平均してトン二万八千円と言われました。これはレートは幾らで見ているんですか。
私、まだいろいろ申し上げたかったんですが、何か御予定があるようでございますので、最後に麦の政府管理と流通の面に対しまして若干伺っておきたいわけでございますが、山梨県内のある製粉業者の方と先日懇談をしたわけでございますが、規模で言いますと内麦二千トン、外麦三千二百トンぐらいは扱っている業者でございます。
それから、麦の国内麦の財政負担の問題でございますが、これは近年内麦の管理と外麦の管理を通じて麦管理で赤字を出さないようにということで、内外麦コストプール方式ということでやってまいったわけでございます。
○及川順郎君 先ほどの総需要量に対する小麦の国内需要の水準に関連するわけですけれども、これもやはり数字ではちょっと難しいかなという感じがいたしますけれども、内麦、外麦の供給比率ですけれども、これは財政負担等の絡みもございますが、どの程度の水準を保っていこうという中長期的に見て展望を持って取り組んでおられるのか。 それからもう一つは、財政負担がだんだん内麦については大きくなってきている。